犬のリードの引っ張り癖をどうにかしたい！直すトレーニングや対処法を紹介

こんにちは！愛犬との笑顔で世界を満たすブランドのconocobi（コノコビ）です。

愛犬との散歩は毎日の日常です。その度に、愛犬が落ち着かず、強い力で引っ張り出したら、散歩コースによっては、愛犬だけではなくご自身も危険です。また、愛犬のストレス解消のはずが、逆にストレスを溜めてしまう原因にもなりかねません。

ここでは、愛犬の引っ張り癖を補正するためのトレーニングや引っ張り出してからの対処方法について紹介したいと思います。

1. 犬の引っ張り癖がついている原因とは？

犬の散歩時の引っ張り癖の主な原因は、興奮や好奇心、飼い主との距離感の問題、そして過去の学習経験です。

散歩への期待や新しい環境への興味から前のめりになったり、リードが長すぎて自由に動けると勘違いしたりします。また、引っ張ることで目的地に早く到着できると学習してしまった場合もあります。

これらの要因が複合的に作用して、引っ張り癖が形成されることが多いです。

2. 引っ張り癖を治すためのトレーニング方法とは？

犬が散歩中にリードを引っ張らないようにするための効果的なトレーニング法を5つご紹介します。これらのトレーニングをすることで、愛犬が引っ張る習慣を緩和し、安全に街中を散歩することもできるようになります。

2-1. 立ち止まり法

犬がリードを引っ張り始めたら、その場で立ち止まり、犬が振り返って飼い主に注意を向けるまで待ちます。

リードが緩んだら再び歩き出すというプロセスを繰り返すことで、「引っ張ると前に進めない」ことを学ばせます。根気強く続けることで、犬は飼い主のペースに合わせて歩く習慣が身につきます。

2-2. 方向転換法

犬が引っ張り始めたら、即座に反対方向に歩き出します。

この方法は、犬に飼い主の動きに注意を向けさせる効果があります。犬を驚かせないように、優しく声をかけながら行い、犬が飼い主の動きを常に意識するよう促します。

2-3. ポジティブ強化法

リードを引っ張らずに飼い主の横を歩いている時に、褒めたりおやつを与えたりして、正しい行動を強化します。

タイミングよく報酬を与えることで、犬は飼い主の近くを歩くことが良いことであると学びます。この習慣が定着すると、犬は自然と引っ張らずに歩けるようになります。

2-4. ヒールポジション訓練

静かな環境で、犬を飼い主の左側に座らせる「ヒールポジション」の訓練を行います。

少しずつ歩く距離を伸ばし、最終的には散歩中でもヒールポジションを保てるようにします。この訓練により、犬は飼い主の横で正しい位置で歩くことを学び、協調性が高まります。

2-5. 注意転換法

犬が興奮して引っ張りそうになったら、おもちゃや簡単な指示で犬の注意をそらします。

「お座り」などの指示やお気に入りのおもちゃを使って、興奮する前に気持ちを切り替えることがポイントです。この方法により、犬は興奮を抑え、飼い主に集中する習慣を身につけます。

3.散歩中に引っ張り癖が出てきた時の対応策とは？

散歩中に愛犬がリードを引っ張り出した時は、まず立ち止まり、犬が落ち着くまで待ちます。

犬が振り返って注目したら、褒めて歩き始めます。引っ張りが再開したら、再度停止するか、方向転換を行います。

この際、怒ったり叱ったりせず、冷静に対応することが重要です。また、おやつや玩具を使って注意を引き、正しい位置に戻るよう促すのも効果的です。

一貫性を持って対応し、正しい行動を褒めることで、徐々に引っ張り癖を改善できます。根気強く続けることが大切です。

まとめ

愛犬の引っ張り癖は、毎日の散歩で起こることですので、早期に解消ができるのであればやっておきたいところです。

叱りつけたりせずに、褒めて習慣をつけることで、引っ張り癖が緩和し、毎日の散歩が快適になっていきます。