犬と川遊びをする際の注意点とは？持ち物などを解説

犬との川遊びは、愛犬と飼い主の絆を深める素晴らしいアクティビティです。

自然の中で思い切り遊ぶことで、犬はストレスを発散し、健康を維持できます。水の中での楽しさや新しい体験は、愛犬にとっても貴重な思い出となるでしょう。

この記事では、川遊びの魅力や注意点を紹介します。

1.愛犬に川遊びをさせるのは良いの？

犬との川遊びは、愛犬と飼い主の絆を深める素晴らしい機会です。

自然の中で犬本来の本能を刺激し、ストレス発散にもなります。水中での運動は関節への負担が少なく、肥満予防やリハビリにも効果的です。

また、普段使わない筋肉を使うため、全身運動としても優れています。涼しい水と新鮮な空気を楽しみながら、愛犬との貴重な思い出を作ることができるでしょう。安全に配慮しつつ、犬との川遊びを楽しんでみてはいかがでしょうか。

2.川遊びを始める際の注意点とは？

人間でも注意な川遊びでは、体も軽く流されやすい犬は、さらに気をつける必要があります。

特に、以下のような注意点があります。

安全に川遊びができるのかを事前に確認する

2-1.安全に川遊びができるのかを事前に確認する

川遊びを始める前に、まず安全確認が不可欠です。犬の同伴が許可されている場所かどうかや川遊びができる場所であるかを事前に確認しておきましょう。

水深や流れの速さを確認し、愛犬に適した安全な場所を選びます。また、川底や周辺に尖った石やガラスなどの危険物がないか、よく確認することが重要です。

特に、初めて訪れる場所では慎重に周囲を観察し、安全性を確保してから遊び始めるようにしましょう。

2-2.事前の愛犬の体調を確認する

愛犬の体調や能力を正確に把握することが大切です。犬種や個体によって泳ぎの得意不得意があるため、自分の犬の特性をよく理解しておく必要があります。

特に、呼吸器や循環器に疾患がある場合は、川遊びが負担になる可能性があるため、事前に獣医師に相談し、川遊びができるのかを確認しましょう。

また、年齢や体力も考慮し、無理のない範囲で楽しむことを心がけましょう。

2-3.準備するものは必ず揃える

適切な準備物を用意することで、安全で快適な川遊びが可能になります。犬用ライフジャケットは、特に泳ぎが苦手な犬種には必須アイテムです。

リードは安全管理と他の利用者への配慮のために必要です。この時に長さがあるロングリードを用意しておくのが良いでしょう。

また、川の水は直接飲ませないよう、飲み水と食器を持参しましょう。

遊んだ後の体を拭くためのタオルも忘れずに。これらの準備物があれば、万が一の事態にも対応できます。

2-4.必ず水に慣れさせる

初めて川遊びをする犬には、段階的に水に慣れさせることが重要です。

最初は浅く流れのない場所から始め、徐々に水に触れる機会を増やしていきます。無理に深い場所に入れたり、急な流れに連れて行ったりするのは避けましょう。

愛犬の反応を注意深く観察し、不安や恐怖を感じているようであれば、すぐに中止します。楽しい経験を積み重ねることで、水遊びが愛犬の好きな活動になっていくでしょう。

2-5.愛犬の様子は注意深く確認する

川遊び中の健康管理は非常に重要です。こまめな水分補給を心がけますが、一度に大量の水を飲ませないよう注意しましょう。これは、水中毒を防ぐためです。

また、長時間水に浸からせると低体温症のリスクがあるため、適度に休憩を取り、体を温める時間を設けましょう。遊んだ後はしっかりと体を拭き、耳の中まで丁寧に乾かします。

これらの配慮により、楽しい川遊びの後も愛犬の健康を維持できます。

2-6.マナーはしっかり守る

川は公共の場所であり、他の利用者への配慮が不可欠です。犬が苦手な人や他の動物がいる可能性を考慮し、常にリードに繋ぎ、外れないようにしましょう。

また、人の少ない時間や場所を選ぶことで、より自由に遊ぶことができます。

犬の排泄物は必ず持ち帰り、環境美化に努めましょう。マナーを守ることで、犬連れでの川遊びが社会に受け入れられ、継続的に楽しむことができます。

2-7.天候には気をつける

天気が悪いと、川の水の量が増えることで、流れが早くなり、水質も悪くなるなど危険がつきまといます。そのため、天気予報を確認し、必ず天気の良い日を選択します。天気が悪いようであれば、川遊びを中止するのが良いでしょう。

3.愛犬を川遊びに連れていくための持ち物リスト

犬の川遊びに必要なものを以下のテーブルにまとめました。

必要なもの	説明
①犬用ライフジャケット	浮力を提供し、溺れるリスクを減少させる。特に泳ぎが苦手な犬に必須。目立つ色を選ぶと良い。
②ラッシュガード	犬の肌を守る。あった方が良い。
③ロングリード	周囲の人や他の動物への配慮として必要。防水タイプ、高耐久であることが必須
④飲み水・食器	熱中症予防のため、こまめに水分補給が必要。川の水は細菌がいる可能性があるため持参すること。
⑤ペット用タオル	濡れた体を拭いて低体温症を防ぐために必要。吸水性の高いものを複数枚持参すると便利。
⑥おもちゃ	水遊びを楽しむためのアイテム。水に浮くおもちゃを選ぶと良い。
⑦吸水性シート	川から上がった後の体を拭くためや、車内での汚れ防止に役立つ。
⑧お薬	ノミ・マダニ駆除薬やフィラリア症予防薬。その他、犬が怪我した時に応急処置ができるように対処できるグッズ。

上記のほかに、ヒトが川遊びをするための持ち物も忘れずに用意しましょう。

まとめ

愛犬と安全に川遊びをするためには、事前の調査が必要です。水質、水流のほかに、川遊びなどが許可されているのかも確認が必要です。

また、犬種の中には、水が苦手な種類もあります。該当する犬種であれば、川遊びに連れていくのはやめ、安全性を重視することも大切なことです。