胴長短足の愛らしい姿で多くの方に愛されるミニチュアダックスフンド。遊び好きで甘えん坊な性格は、家族に笑顔をもたらしてくれます。
この記事では、ミニチュアダックスフンドの魅力や飼い方のポイント、おすすめの遊びまで詳しくご紹介します。初めてミニチュアダックスフンドを迎える方も、すでに家族として迎えている方も、より深く愛犬を理解するお手伝いができれば嬉しいです。
Conocobi(コノコビ)のロングリードのご紹介
最後に当店のロングリードをご紹介いたします。
Conocobi(コノコビ)のロングリードは、広い公園や自然の中で愛犬を自由に動かすために設計された、軽量で耐久性の高いリードです。重いリードが苦手な小型犬向けの軽量設計により、長時間の使用でも疲れにくく、飼い主も快適に操作できます。
長さは、10mと15mの2サイズ展開で、広い範囲でのトレーニングや遊びに最適です。視認性の高い鮮やかなオレンジ、赤、青の3色から選べるため、どんなシーンでも安心して使えます。
高品質な素材を使用しているため、耐久性に優れ、強い引っ張りにも対応可能。小型犬から中型犬まで幅広く対応し、耐水性により雨の日でも使用可能です。絡まりにくいデザインは、散歩中のストレスを軽減し、スムーズな操作を実現します。
安全性も重視されており、リードの先端には丈夫なカラビナが付いているため、犬の首輪やハーネスにしっかりと固定できます。さらに、30日間の保証付きで品質に自信を持っています。Conocobi(コノコビ)のロングリードは、愛犬とのアクティブな時間をより楽しくします。

- 小型犬でも動いやすいように軽量なデザイン
- 高品質な素材を使っており、JIS規格に沿った耐久性と耐水性に優れている
- 視認しやすい鮮やかなオレンジ、赤、青の3色
- 長さは、使いやすい10mとよりゆったりした15mの2つのバリエーション
- 収納用のメッシュバッグと30日間の保証付き
ミニチュアダックスフンドはどんな犬?

明るく甘えん坊な性格が魅力
ミニチュアダックスフンドは友好的で落ち着きのある性格をしています。明るく遊び好きで、抱っこが大好きな甘えん坊な一面もあり、家族との触れ合いを心から楽しむ愛らしい存在です。
もともと狩猟犬として活躍していた歴史から、好奇心旺盛で活発なところも持ち合わせています。一度飼い主との信頼関係を築けば非常に忠実で、深い愛情を示してくれますよ。
ただ、その狩猟犬の名残から反応性が高く、初めて会う相手やドアホンなどの物音に興奮して吠えやすい性質も持っています。都市部での飼育では、吠えをコントロールできるようにトレーニングすることが大切ですね。
ミニチュアダックスフンドの性格 |
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・友好的で落ち着きがある |
・明るく遊び好き |
・抱っこが大好きな甘えん坊 |
・好奇心旺盛で活発 |
・吠えやすい傾向がある |
胴長短足の個性的なビジュアル
ミニチュアダックスフンドといえば、なんといっても胴長短足の独特な体型が特徴的。その姿は、どこか品格を感じさせる愛らしさを持っています。
長く垂れた耳にアーモンド型の瞳も魅力的です。頭は上から見ても横から見ても細長く、鼻の先に向かって先細りになっているのも特徴です。あまり尾を高く上げないところも、ダックスフンドならではの姿勢といえるでしょう。
被毛は、光沢のある長毛の「ロングヘアード」、滑らかな密集した短毛の「スムースヘアード」、針金状の剛毛をもつ「ワイアーヘアード」の3タイプがあります。色は「レッド」などが多く、黒毛が散在しているものもあります。
コンパクトな大きさで飼いやすい
ミニチュアダックスフンドは、胸囲30~35cmに分類される小型犬です。体重は5kg以下が標準で、小さなお部屋でも飼いやすいサイズ感が魅力です。
ミニチュアよりも小さいカニーンヘン・ダックスフンド(胸囲30cm以下、体重3.2~3.5kg)、大きいスタンダード・ダックスフンド(胸囲35cm超、体重約9kg)もいますが、日本で最も人気があるのはミニチュアサイズですね。
胴長短足というアンバランスな外見に見えますが、実は充分な骨量と筋肉、柔軟性を持っており、運動能力は意外と高いんですよ。穴に入って狩猟をしていた歴史があるため、その体型には実は合理性があるのです。
飼いやすさとしつけのポイント
ミニチュアダックスフンドは賢く、人の指示をよく理解する犬種です。そのため、しつけもしやすい犬種だといえます。特に早い段階で吠えのコントロールなどのしつけをしっかりしておくことで、一緒に暮らしやすくなりますよ。
ただし、ある程度頑固な面もあるので、根気強く一貫性を持ってトレーニングすることが大切です。特に幼い頃からの社会化を意識して、様々な人や環境に慣れさせることで、バランスの良い性格に育てることができます。
飼育の難易度としては中程度といえるでしょう。小型犬特有の気質はありますが、愛情を持って接すれば、家族との絆はどんどん深まっていきます。
ミニチュアダックスフンドを飼うポイント
子犬期に気をつけたいこと
子犬期のミニチュアダックスフンドは、とても活発で好奇心旺盛です。この時期は特に社会化が重要で、様々な人や犬、環境に触れさせることで、バランスの取れた性格に成長させましょう。
初めての環境では少し警戒心を見せることもありますが、徐々に慣れていけば問題ありません。子犬のうちから「吠え」のコントロールを教えておくことも大切です。静かにできたときはしっかり褒めて、良い行動を強化しましょう。
また、小さくて可愛いからといって甘やかしすぎると、わがままな性格になってしまうこともあります。愛情たっぷりでも、一貫性のあるしつけを心がけることが将来の良好な関係につながります。
さらに、子犬期は健康管理も重要です。予防接種やワクチンのスケジュールをしっかり守り、健康的な食事と適度な運動で丈夫な体を作ってあげましょう。特にミニチュアダックスフンドは背骨に負担がかかりやすいため、高い場所からのジャンプは避けるようにしましょう。
成犬期の適切なケア方法
成犬期のミニチュアダックスフンドには、規則正しい生活リズムを心がけましょう。毎日朝夕20分程度の散歩は欠かさず行い、肥満予防と適度な運動を心がけることが健康維持の秘訣です。
ロープを使った引っ張りっこや、穴掘りの要素を取り入れた遊びも喜びます。これらは狩猟犬としての本能を満たす遊びで、ストレス解消にも効果的です。
また、成犬になっても継続的なしつけは大切です。興奮や吠えをコントロールできるよう、日ごろからのトレーニングを続けましょう。社会化も引き続き意識して、色々な人や犬と触れ合う機会を作ってあげるといいですね。
さらに、ミニチュアダックスフンドは椎間板ヘルニアになりやすい犬種です。腰に負担がかからない生活環境を整えることが重要です。滑りやすいフローリングの床は避け、滑り止めマットを敷くなどの工夫をしましょう。大きな段差をなくしたり、高いところから飛び降りをさせないなどの注意も必要です。
高齢期のサポート法
高齢になったミニチュアダックスフンドは、若い頃より活動量が減ってきます。無理をさせず、ゆったりとした散歩など、体調に合わせた運動を心がけましょう。
高齢期は特に椎間板ヘルニアのリスクが高まります。階段の上り下りを補助したり、クッション性の高いベッドを用意するなど、腰への負担を軽減する工夫をしましょう。
また、体温調節が苦手になる傾向があるので、寒暖差には気をつけてあげてください。夏は涼しく、冬は温かく過ごせるよう環境を整えましょう。
さらに、高齢期は白内障などの眼の病気や歯周病などのリスクも高まります。定期的な健康診断で早期発見・早期治療を心がけましょう。目が見えにくくなったり、耳が聞こえにくくなったりすることもあるので、生活環境の安全性にも配慮が必要です。
何より大切なのは、若い頃と同じように愛情を持って接することです。高齢になると甘えん坊になる子も多いので、たくさんスキンシップを取って安心感を与えてあげましょう。
ミニチュアダックスフンドで気をつけたい病気は?
椎間板ヘルニアのリスクと予防法
ミニチュアダックスフンドで最も注意したい病気は「椎間板ヘルニア」です。胴長短足の体型から、背骨に負担がかかりやすく、この病気のリスクが高い犬種として知られています。
予防のためには、まず肥満を避けることが重要です。適正体重を維持し、背骨への負担を減らしましょう。また、滑りやすいフローリングの床は避け、滑り止めマットを敷くなどの工夫をすることも効果的です。
階段の上り下りや高いところからのジャンプは極力避け、必要な場合はスロープやステップを用意するといいでしょう。また、抱き上げる際は背骨全体をしっかり支えるように心がけてください。
初期症状としては、後ろ足のふらつきや痛みを感じた時のキャンという鳴き声などがあります。気になる症状があれば、すぐに獣医師に相談しましょう。早期発見・早期治療が回復の鍵となります。
その他の注意すべき健康問題
ミニチュアダックスフンドは他にもいくつかの病気に注意が必要です。関節炎は、短い足に体重がかかることで発症リスクが高まります。適切な体重管理と無理のない運動を心がけましょう。
白内障や緑内障などの目の病気も気をつけたい問題です。目が濁る、充血する、痛みがあるような素振りを見せるなどの症状があれば、早めに獣医師に相談してください。
また、歯周病も小型犬によく見られる問題です。定期的な歯磨きやデンタルケア用のおもちゃを活用して、予防に努めましょう。
さらに、ミニチュアダックスフンドは膀胱結石になりやすい傾向もあります。水分をしっかり摂取させ、適切な食事管理を行うことが予防につながります。
その他、てんかん、外耳炎、クッシング症候群、心臓の病気なども注意が必要です。定期的な健康診断で早期発見を心がけ、日頃から愛犬の様子をよく観察することが大切です。
ミニチュアダックスフンドが注意すべき病気 |
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・椎間板ヘルニア |
・関節炎 |
・白内障・緑内障 |
・歯周病 |
・膀胱結石 |
・てんかん |
・外耳炎 |
ミニチュアダックスフンドにおすすめのおもちゃや遊びとは?
本能を満たす引っ張り遊びの魅力
ミニチュアダックスフンドは狩猟犬としての歴史から、おもちゃの引っ張りあいこが大好きです。この遊びは犬の本能を満たし、ストレス発散にもつながる素晴らしい遊び方です。
ロープ製のおもちゃは特におすすめで、引っ張るだけでなく噛むことで歯のケアにもなります。ナチュラルコットン100%のロープおもちゃなら安全性も高く、様々な形状のものから愛犬に合ったものを選べますよ。
遊ぶ際は、飼い主さんがルールを決めることが大切です。ヒートアップしすぎて唸るなどの様子が見られたら、一度遊びを中断して落ち着かせましょう。「ちょうだい」というコマンドでおもちゃを手放すトレーニングも取り入れると、より楽しく遊べますよ。
また、家のものとおもちゃをしっかり区別させ、引っ張りあいこは専用のおもちゃだけにすることで、咥えて良いものと悪いものの区別がつくようになります。こうした遊びを通じたトレーニングも効果的です。
運動不足解消!ボール遊びのすすめ
ミニチュアダックスフンドは動くものを追いかけて捕まえる遊びも大好きです。ボール遊びは、広い場所で思いきり走らせてあげることができ、運動不足やストレスの解消に最適です。
小型犬用の柔らかいボールや、デンタルケア効果のある歯磨きボールなどを用意してあげると、より健康的に遊べますよ。ボールの隙間におやつを忍ばせれば、知育玩具としても活用できます。
つかまえたボールをなかなか離してくれない時は、無理矢理取り上げるのはNGです。他のボールを投げたり、おやつを見せたりして気をそらし、徐々に「ちょうだい」と言えば手放すようにトレーニングしていきましょう。
エネルギッシュな子には、ボール投げ機のようなおもちゃも便利です。飼い主さんの体力に余裕がない時でも、十分に遊んであげることができますよ。
知育玩具で頭と鼻を使った遊び
賢いミニチュアダックスフンドには、頭を使う知育玩具もおすすめです。ノーズワークと呼ばれる嗅覚を使った遊びは、犬の本能を満たしながら楽しく遊べる素晴らしい方法です。
「ノーズワーク にんじん畑」のような知育玩具は、ニンジンの下におやつを隠して嗅覚を使って探す遊びです。ニンジンを引っこ抜く動作も楽しく、ストレス解消になります。
また、「ノーズワーク フードボウル」のように、おやつを中に入れて蓋をスライドさせると食べられる仕組みの知育玩具もあります。お留守番中のイタズラ防止や、早食いの防止にも役立ちます。
さらに、鹿角のような天然素材のおもちゃもおすすめです。噛み応えがあり、長持ちするため、イタズラ防止や歯磨きのために人気があります。北海道産のエゾジカの角や、殺菌・洗浄処理された天然の鹿角など、安全なものを選びましょう。
ミニチュアダックスフンドにおすすめの遊び |
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・ロープを使った引っ張りあいこ |
・ボールを追いかける遊び |
・ノーズワークなどの知育玩具 |
・鹿角などの天然素材の噛むおもちゃ |
・穴掘りの要素を取り入れた遊び |
ミニチュアダックスフンドのシャンプーの頻度は?
被毛タイプ別のお手入れポイント
ミニチュアダックスフンドのシャンプー頻度の目安は月に1回です。シャンプーのやりすぎは必要な皮脂まで除去してしまうため、月に1回以上のシャンプーは避けた方が良いでしょう。
被毛タイプによってお手入れ方法が異なります。「ロングヘアード」は獣毛ブラシで毎日ブラッシングをしましょう。特に散歩後はしっぽの長い毛にゴミや病害虫がつきやすいので、お手入れをしながらよく観察してください。
「スムースヘアード」は定期的なブラッシングのほか、散歩後には濡らしたタオルをかたく絞って体全体を拭くと清潔に保てます。「ワイアーヘアード」は毛が絡まりやすいので、専用のブラシでこまめにブラッシングしましょう。
換毛期には下毛が大量に抜けるので、シャンプーやトリミングで抜け毛のケアをすることも大切です。定期的なグルーミングで、いつも美しい被毛を保ちましょう。
おうちシャンプーのコツとおすすめ商品
ミニチュアダックスフンドは自宅でもシャンプーが可能です。おうちシャンプーに必要なアイテムは、シャンプー、コンディショナー、タオル、ドライヤーです。
シャンプーを使用する前に、まずはシャワーでよく汚れを洗い流すのがポイント。しっかり泡立てたシャンプーで洗うと、汚れが落ちやすくなります。また、シャンプー後はドライヤーでしっかり乾燥させましょう。濡れたままにすると雑菌が繁殖し、皮膚トラブルを引き起こす可能性があります。
おすすめのシャンプーとしては、コノコビのPET NATURE Shampoo & Conditionerがあります。このシャンプーは12種類の天然由来成分を使用し、愛犬の皮膚トラブルを防ぎ、健康な毛並みを保つ効果があります。
シリコーン、パラベン、合成香料などの添加物を一切使用していない無添加処方で、デリケートな肌にも優しく安心して使えます。さらに5大悪臭成分を平均99%除去する消臭効果も魅力です。
清潔で健康な毛並みを保つためのケア
ミニチュアダックスフンドの健康な毛並みを保つためには、シャンプーだけでなく日常的なケアも大切です。
まず、毎日のブラッシングが基本です。ブラッシングは抜け毛を取り除くだけでなく、皮膚の血行を促進し、被毛にツヤを出す効果もあります。また、ブラッシング中に皮膚の状態を確認することで、皮膚トラブルの早期発見にもつながります。
耳垂れている犬種なので、耳の中も定期的にチェックしましょう。湿気がたまりやすく、外耳炎になりやすい傾向があります。清潔な綿棒で優しく拭き取るか、専用のイヤークリーナーを使用するといいですよ。
また、爪切りや歯磨きも定期的に行いましょう。特に歯周病は小型犬に多い病気なので、子犬の頃から歯磨きの習慣をつけることが理想的です。歯磨きガムや噛むおもちゃも取り入れて、口腔ケアを心がけましょう。
さらに、食事にも気を配りましょう。栄養バランスの良いフードを選び、適量を与えることで、内側からも健康的な被毛を育てることができます。良質なタンパク質や脂肪酸を含むフードは、艶のある美しい被毛を保つのに役立ちます。
まとめ
ミニチュアダックスフンドは、その胴長短足の愛らしい姿と明るく甘えん坊な性格で、多くの飼い主さんを魅了し続ける犬種です。友好的で落ち着きがあり、家族との絆を大切にする素敵な仲間になってくれることでしょう。
飼育のポイントとしては、子犬期からの社会化としつけ、成犬期の適切な運動と腰への配慮、高齢期のきめ細かなケアが重要です。特に椎間板ヘルニアなどの病気リスクを考慮した生活環境の整備は欠かせません。
おすすめの遊びとしては、引っ張りあいこやボール遊び、知育玩具などがあります。狩猟犬としての本能を満たす遊びは、ストレス解消にもつながりますよ。
お手入れ面では、被毛タイプに合わせたブラッシングと月1回程度のシャンプーを基本に、コノコビのシャンプーのような優しい製品を選ぶことをおすすめします。
ミニチュアダックスフンドは比較的長生きな犬種です。生涯を通じて健康で幸せに過ごせるよう、愛情と正しい知識を持って接してあげましょう。愛犬との素敵な毎日が、きっとあなたの人生をより豊かにしてくれるはずです。
愛犬のことをよく観察し、その個性を尊重しながら、ともに成長していける関係を築いていけたら素晴らしいですね。ミニチュアダックスフンドの魅力に触れ、素敵なドッグライフをお過ごしください。
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